【日本酒を嗜む人ってかっこいいと思います 東春酒造 第1弾】
今回は、「東龍 純米酒セット」の東春酒造さんにお伺いしました!
元治2年(1865年)からお酒の醸造・販売をされている東春酒造さん。
みなさんは普段日本酒を飲まれますか?
日本酒が好きな方も、あまり飲んだことがない方も、
秘密を知ると飲みたくなっちゃいますよ!
そんな興味深いお話を、社長の佐藤さんと
杜氏(とうじ/酒造りの最高責任者)の安藤さんにお聞きしました。
東春酒造さんのこだわりは、
手造りであるということと、味!
日本酒がお米からできているというのは皆さんご存知ですよね。
お米から麹(こうじ/アルコールのもと)を造ったり、
もろみ(蒸し米と麹、水、酵母を発酵させたどろっとしたお酒のもと)の仕込みなど、
東春酒造さんのお酒造りの工程はほとんど人の手で行われています。
1つ1つ大切に、手造りされているかと思うと
おいしさもグンとアップする気がします^^
さて、「東龍 純米酒セット」には、
・特別純米酒 東龍 龍田屋(あずまりゅう たつたや)
・純米酒 東龍 龍瑞(あずまりゅう りょうずい)の
2本が入っています。
“純米”とは、お米と米麹と水だけを使ったお酒のこと。
(ちなみに、純米とついていないお酒には、
さらに醸造アルコール(濃いめの焼酎)が入っています。)
また、純米の中でも
“お米をどれだけ削ったか”によってさらに分けられます。
お米の芯の部分が旨味なので、簡単に言うと、芯以外の部分を削れば削るほど
すっきりした、手間のかかったお酒になるわけです。
純米酒 < 特別純米酒 < 純米吟醸酒 < 純米大吟醸酒
の順でたくさん削られています。
龍田屋はすっきりとしたきれいな口あたり。
初心者の方でも飲みやすいものです。
一方で、龍瑞はお米からの旨味の生きた、味のあるお酒になっています。
どうやって味わいを変えるのかというと、同じ純米酒ですが
そもそもお米自体も造り方の基本設計も違うそうですよ。
また、龍田屋は“特別純米酒”ですが、吟醸酒みたいな造り方をしているそう。
原料も吟醸になれるものを使っているし、造り方も吟醸と言ってもいいようなもの。
つまりそれだけ手間がかかっているのです。
だから佐藤さんも安藤さんも「オトクなお酒」とおっしゃっていました。
ぜひこの龍田屋を、日本酒を味わうとっかかりにしてほしいそうですよ(^^)
今回は少し知識の多い紹介になってしまいましたが、
とにかく感じたのは“いいもの”を造りたいという強い想いと商品に対する自信。
お酒が好きな人にいいものを届けるのはもちろん、
日本酒をあまり飲んだことのない私にも
「最初はちょっと奮発してでもいいものを飲んでほしい」とアドバイスをくださいました。
日本酒について勉強したら、今度は味わいたくなってきませんか?
龍田屋と龍瑞ってどんな風に味が違うんだろうって確かめたくなりませんか?
そんなに勧めるなら龍田屋飲んでみようかって?
「東龍 純米酒セット」は名古屋市のギフトから:https://gift.jimo.co.jp/okuru/aichi-nagoya/
東春酒造さんのHPはこちら:http://www.azumaryu.co.jp/
次回は、日本酒のつまみ談義をお届けします。
お楽しみに^^
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【あなたの好きなお酒のおつまみは? 東春酒造 第2弾】
前回に引き続き、「東龍 純米酒セット」の東春酒造さんをご紹介します!
第1弾では主に日本酒の基礎知識と、
龍田屋(たつたや)・龍瑞(りょうずい)2本の味を取り上げましたが、
今回はこれからの季節におすすめの飲み方を紹介します。
みなさんは、お酒のおつまみは何がお好きですか?
私はお店だとだし巻き卵はいつも頼んじゃいますね~
では日本酒に合うおつまみと聞いて想像するのは…お刺身???
こんな会話をしていたところで、
社長の佐藤さんと杜氏(とうじ/酒造りの最高責任者)の安藤さんがおっしゃっていたのは
「好き好きで、自分の好きなものと一緒に楽しんでほしい!」ということ。
まず和食ならなんでも、ほとんど合います。
和食以外でもおいしいものならなんでもOKです。笑
(ただしいいお酒は繊細なので、味わうには淡泊な料理がいいかもしれません。)
龍田屋も龍瑞も食事を邪魔しないお酒なので、
食事と一緒に楽しむのはおすすめ!
もちろん、お酒単体で飲むとまた味が変わってくるので
その違いを確かめるのもいいですね^^
そして冷やしても温めてもどちらでもおいしいお酒なので、
ちょっと肌寒いな、というときには温めて
また夏戻ってきたの?という暑さのときは冷やして、と
これからの気温に合わせて飲み方を選んでいただくこともできます!
日本酒初心者には、まず冷やしたものから挑戦するのがおすすめだそうですよ!
これから秋、冬とだんだん寒くなっていきますが、
あったかい部屋で仲間と鍋を食べながら冷たい龍田屋をいただく…
これはもうきっと最高です。生きててよかったって思うと思います。笑
ちなみに社長の佐藤さんの好きなおつまみは
だし巻き卵、やっこ、明太子が定番。
これからはおでんの玉子と大根にぬる燗(あたためたお酒)を合わせるのがいいな、と
おっしゃっていました。おでんもいいですね~!
杜氏の安藤さんの楽しみ方は、
お料理に合わせて、お酒を選ぶこと!
お刺身があれば味のあるお酒よりもさらっとしたものだったり
名古屋の料理は味の濃いものも多いので、
そのときはそれに負けない味のあるものを選んだり。
東春酒造さんは龍田屋と龍瑞も含め約20種類の商品を展開していらっしゃるので
こんな風に選ぶ楽しみもあるんです!
ちなみに私は、「代表の家で、製作隊みんなで鍋をつつきながら冷たい龍田屋を飲む」ところを想像し、いてもたってもいられなくなったので、製作隊メンバーに「龍田屋割り勘してみんなで飲もう」とLINEしました。日本酒デビュー楽しみ!!!笑
お酒好きなお父さんやおじいちゃんに、
プレゼントすると見せかけて一緒に飲ませてもらうのもいいと思いますし、
お世話になったあの人に贈るにもぴったりです。
この秋は「東龍 純米酒セット」で日本酒を嗜みましょう!
名古屋市のギフトはこちら:https://gift.jimo.co.jp/okuru/aichi-nagoya/
東春酒造さんHPはこちら:http://www.azumaryu.co.jp/
次回はさらなる豆知識をお届け!
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【知識がつくと飲みたくなります 東春酒造 第3弾】
「東龍 純米酒セット」の東春酒造さんシリーズラスト!
今回は、全く日本酒の知識がなかった私自身が、
お話を聞いて驚いたこと、勉強になったことをご紹介します。
日本酒がお米からできていることはご存知の方も多いと思いますが、
そのお米について。
日本酒の原料となるお米は、基本的に食べるとまずいそうです。
なぜかというと、食べるお米のもちもち感はタンパク質のおかげですが、
お酒を造るお米にタンパク質は必要ないから。
酒造好適米という日本酒を造るためのお米があるそうですよ!
その代表となるのが、龍田屋(たつたや)に使われている山田錦。
山田錦はお米をどろどろに溶かしても、味のふくらみがあるんだとか。
愛知県でも酒造好適米は生産されていて、
龍瑞(りょうずい)には愛知のお米が使われています。
名古屋市の酒造だから愛知のお米も使っている。素敵な地元愛です^^
お米が違うということを頭に入れて2種類の飲み比べするのもよいですね!
また、お酒造りの工程には発酵があります。
お米と米麹と水という原料から、発酵させてアルコールをつくっていくのですが、
発酵って高い温度でするものだと思っていませんか?
お酒造りの発酵は、10℃前後の冷たい温度でゆっくりとしていきます。
そうすることで、繊細な味を表現できるのだそうです。
だからお酒造りの時期は冬!
今回の取材をさせていただいたのが9月頭でしたが、
これから精米を始めて、10月から本格的にお酒造りが始まっていきます。
酒造さんにとっての1年の見せ場がこれからやってきますよ~!
毎年1つの商品は1発勝負。
米の質によってお酒の味も変わってくるそうなので、
まずは今年のお米がいいお米であることを祈っております!!!
さて、最後に社長の佐藤さんと
杜氏(とうじ/酒造りの最高責任者)の安藤さんからのメッセージ。
それは「とにかく飲んでもらいたい」ということ。
記事を読んでくださっている方の中には、
製作隊メンバーも含め、日本酒になじみがない方も多いと思います。
ですが、最初にいいお酒・おいしいお酒を飲んでもらえれば
20歳以上ならそこから日本酒の世界は広がっていきます!
2,3人で協力していいお酒を買って飲みましょう^^
ちなみに私は、今回お話を聞いてすごく興味を持ったので
今年中に日本酒デビューする予定です!
もちろん製作隊メンバーと、龍田屋をあけたい!
大切なあの人に贈るのも、家族で楽しむのも、
仲間と日本酒デビューするのも素敵です!
東春酒造「東龍 純米酒セット」は名古屋市のギフトで:https://gift.jimo.co.jp/okuru/aichi-nagoya/
また、名古屋市守山区にある東春酒造さんのお店には
龍田屋と龍瑞以外にもいろんなお酒が並んでいましたよ^^
ぜひこちらにも行ってみてください!
東春酒造HP:http://www.azumaryu.co.jp/